子どもは、子どもらしくのびのびと育てたい。
個性豊かに創造性豊かに育ってほしい。
誰もがそう思っているでしょう。
私たち保育者も同じです。
しかし、それらは、ほうっておいて育つものではありません。
知、情、体の三位一体の総合的な経験を、くりかえし、段階を踏みながら毎日楽しく与えればこそ、本来の子どもらしさが育ちます。
そして、たくさん褒めてあげることで子どもはやる気がでます。
「動きとことばとリズム」を基調とした活動をすすめていくことで、人間としての土台となる「根っこ」の力=子どもたち自身の中にある「生きる力」をはぐくみます。
どんどん成長していく子どもたちの、知性や感性がより良い方向へすすむことを願って、「ことば・リズム・動き」3つの経験を豊富に取り入れています。
幼少期のたくさんの経験は、生まれ持った個性を伸ばすきっかけや興味の幅が広がるきっかけになると考えます。
自分らしく生きていける力を、友だちと話して!感じて!遊んで!楽しく身につけていきます。
古今の名詞やことわざ・漢詩の暗唱・音読などの知的活動はゆたかな言語感覚を育てます。
リズムや響きを楽しみ「あそび」ながら吸収していくため、考える力や判断する力も養われます。
音楽・絵画・文章といった表現活動に触れ、生活にリズムが加わることで、心がやわらかく、素直に感動できる子どもに。自然に身につく想像力は、友だちを思いやる気持ちも生み出します。
いきいきと生活するための要素のひとつに、感性を育んでくれるリズムは欠かせません。
ゆたかな環境で思いきり体を動かして、体力を養います。丈夫な体は意欲や集中力の育みにつながります。
小さな体にあふれるエネルギーをたくさん燃焼させ、バランスのとれた心と体の成長を目指します。
日常生活の中で言葉への興味や関心を育て、喜んで話をしたり聞いたりする態度や、言葉に対する感覚を育て、創造性を豊かにします。
日本文化をとおして人への愛情や信頼感を育て、自立と共同の態度及び道徳性の芽生えを培うようにします。
幸福な生活を送るために、基本的な生活習慣・態度を育てます。健全な心身を培うようにします。